フォームに影響を与えているもの

高島心理カウンセラー

2017/ 08/ 12

                 

ランニングをしているときの、左右の足音が揃ってきました。
揃ってきたのはタイミングではなく、音の高さや大きさ。
以前は、

タッ ダン タッ ダン タッ ダン・・・

となっていたのが、

タッダッタッダッタッダタッダッタッダッタッダ・・・

とほとんど同じような音に変わってきたんです。

私のランニングの目的は、脳と心と体の関係を探るところにあるので、フォームの修正を行ったことはありません。
なのに、明らかに足音が変わってきている。

音の変化の心当たりは一つだけあります。
グラストンテクニックの施術を受け始めたことです。
私は専門家ではないので詳しいことはわかりませんが、癒着した筋膜の可動制限を解放する施術法だそうで、メダリストから高齢者まで幅広い層に効果があるようです。

私は中学生の頃より、運動すると左腰のあたりに痛みを覚えるようになりました。
20代後半よりそれが慢性化。
病院を受診すると「左梨状筋症候群」と診断されました。
坐骨神経と梨状筋という筋肉が干渉することで起こる痛みです。
私の場合は、神経自体が梨状筋の内部に入り込んでいるという見立て。
手術をしたのですが、治ったのかといわれると…。

確かに痛みはある程度軽減されたのですが、皮膚や筋肉を切ったわけですから、その影響もずいぶん残っているように感じます。
私の場合は、神経と筋肉の他に、太い血管とも癒着していたとのことで、大出血の恐れが強くて手術しきれなかったとも言われました。

で、このような事例にもグラストンテクニックが効果があるということを聞いて、2ヵ月ほど前から施術を受けてみたんです。
すると私の場合は、1回目からずいぶんと効果を実感できました。
麻痺させてた感覚が戻ってきた感じとでも言いましょうか。
足を動かすと、梨状筋も動いていることがわかる。
これまでは、痛みのせいで、知らず知らずのうちに感覚を極限まで鈍くさせていたんでしょう。

まだ左の梨状筋に頼りなさや固さは感じますが、何も感じないのとは大きな違いです。
左足を以前よりしっかり踏み出して、力強く地面を押している感覚がします。
おそらくこれが足の音を変化させたのでしょう。
ランニングフォームだって変わったはずです。

こう考えるとフォームの修正の難しさも納得できます。
そのフォームが競技としては理想的なフォームでなくても、その体の状態としては理想的なフォームかもしれないのです。

こうなると体の使い方を意識的に変えるよりも、体の状態を変えることの方が重要にかもしれません。言い換えれば、体が変わればフォームも自然と変わる。
なんとなく、ありえそうな気がしてきました。

当面は足音をこまめにチェックしてみたいと思います。

 

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