おすすめ図書

高島心理カウンセラー

2018/3/12

心理学で推薦の図書はないかというお問い合わせをずいぶんといただいております。
とはいえ心理学と一口に言っても、人によって興味や関心も違うでしょうし、知識の度合いも異なるでしょうから、長い間図書の紹介は尻込みしていました。

それでも、いろいろとご要望も多いので、私なりの観点でご紹介していきたいと思います。
今回紹介するのは、エックハルト・トールの「Stillness Speaks」(沈黙は語る)です。

ほとんどの人は、「本当の自分」ではなく、欲望と恐れを原動力に生きています。
  エックハルト・トール——Stillness Speaksより

エックハルト・トールは、「Stillness Speaks」の次の著作、「A New Earth」(邦題:ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる)の方がむしろ有名かもしれません。
いわゆるニューエイジの人ですが、分野を超えて、本質に迫るものを感じます。

本書には、マインドフルネスという語は一言も出てきませんが、述べられているのは、全編マインドフルネスと言い切ってよいと思います。
特に私たちがマインドレスな時に、どのようなことが起こっているのか。
それを「本当のわたし」と「エゴのわたし」として説明しているのですが、深い実感を伴って理解できるようになっています。

純粋な心理学の本ではありませんが、「自分とは何か?」「なぜ苦しみが生まれるのか」「心の痛みから解放されるには」といったことに興味のある方には、おすすめできる本です。
個人的には、そのあたりの命題こそが心理学だろうという思いもありますし。
実践にもとづいた深い洞察がそこにはあります。

学術的な書ではありませんし、整理された理論や知識が記されているわけではありません。
著者自身、探し物が頭脳の糧であるならば本書からは得られないとはっきり述べています。

また、いわゆるハウツー本でもありません。
自分というものを見つめるガイドのような役割を果たす本です。
そういった意味で、自分というものを見つめる実践をなさっている方には、何事かの道しるべになるのではないかと思います。
私個人としては、うつや摂食障害の再発を怖れていた時期にずいぶんとお世話になった本です。

なお本書の邦題は「世界でいちばんふるくて大切なスピリチュアルの教え」です。
残念ながら、このタイトルでは内容が誤解を招くだろうと思い、あえて原題の「Stillness Speaks」(沈黙は語る)で紹介しました。

純粋に「こころ」を見つめようとする人向けの本です。

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