変わる人、変わらない人

丹下坂心理カウンセラー

2018/7/11

226の法則」というものがあります。

これは、学校のクラス、部活、職場のプロジェクトグループ、町内会等など、人が集まる集団において、何かの問題が起きた時、その集団は「20%・60%・20%」の3つのグループに分けられるというものです。 

便宜上、最初の20%のグループを①としましょう。 

この①のグループの特徴は、「問題が起こっていることに気づいているので、その解決のために自分が変わろうとすることによって対処する」というものです。 

続いて60%のグループ、②とします。

②のグループの特徴は、「問題が起こっていることに気づいてはいるが、その解決のために自分を変えようとはしない」 

最後にもう一つの20%のグループ、③としましょう。

③のグループの特徴は、「そもそも問題が起こっていることに気づいていないので、自分を変えることはできない」 

100人の集団であれば、だいたい20人の人が①、60人の人が②、20人の人が③ということになります。この「2・2・6の法則」の面白いところは、①、②、③を完全に分別し、①だけの人のグループ、②だけの人のグループ、③だけの人のグループを作ったとしても、その中でまた「2・2・6」を形成する、ということです。
人間は、集団への帰属意識があると言われていますので、その辺りも関係してくるのでしょう。 

さて、①のグループ「問題があると解決のため自分を変える」人たちですが、このグループの人たちは、いわゆる「自己犠牲」の特徴を持っているといっていいでしょう。
何かあると、
「わたしのせいで・・・」
「わたしがやっていれば・・・」
世の中で起きている全ての問題は、自分のせいであるかの如く捉えます。
そして、問題が解決しない時は自分を責めます。 

②、③のグループは、問題に気づいているか・気づいていないかの違いだけで、「自分を変えない」という特徴があります。
「わかっちゃいるんだけどね・・・」
「でもね・・・」
問題が解決しないことへの、自分の正当性を主張します。 

①のタイプの人と、②・③のタイプの人が一緒の集団にいた場合、人として「合う」のでしょうか?今、自分が席を置いている集団をよく観察してみてください。
この「2・2・6の法則」に当てはまりませんか?

自分が①だと思う人は、まず②・③の人たちは変わらないことを選択しているのだということに気づきましょう。
変わらないと決めている人を変えることは、たとえその相手が親、兄弟だったとしても不可能です。そもそも違う人間なのですから。 

不可能なことをやろうとしているのですから、解決しなかったとしても落ち込む必要もありませんし、ましてや自分を責める必要も全くありません。
むしろ、がんばった自分を褒めてあげるべきではありませんか? 

そして、その割合が示しているように、どの集団においても、自分が変わろうとする人はほんのごくわずかしかいません。
変わらない相手に悩み、苦しみ、孤軍奮闘するのではなく、ごく少数の①の人を見つけ、その人たちと協力し合って時間を過ごした方が、人生が楽しくなるはずです。

 「とは言ってもね・・・、仕事を辞めたり、家族を変えたりすることはできないでしょ?」そう思ったあなた、あなたは②グループの人です。
変わらないことの方が楽なはずです。だから、変わらないのです。変えないと言った方が適切かもしれませんね。 

変わることがいいことでもありませんし、変わらないことが悪いことでもありません。
自分はどういうタイプの人間か、自分をよく知ることが大切ですよ、というお話です。
そうすれば対処法もわかってきますからね。

そして、対処法がわかれば問題も減ってくるので、結果、楽しい充実した毎日を送れるようになりますよ!

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