2019 幕開けに思うこと

丹下坂心理カウンセラー

2019/01/01

 

マッターホルンという山をご存知でしょうか。
スイスとイタリアの国境に聳える標高4,478mの鋭く尖った山で、登山をする人の間では憧れの山であり、そして登頂するには極めて難易度の高い山とされています。

現に、1865年にイギリス人パーティが初登頂した下山時、滑落事故が発生し、一人が犠牲となっています。
その後も現在に至るまで、500人以上の人が還らぬ人となっています。

「いつかあの山に登ってみたい!」
去年、あるテレビ番組でその美しさに魅了され、その思いは日増しに強くなっています。

それまでは全くの海派で、山と言えば海に行く途中に通過するだけの存在でした。
それが、2016年の交通事故で足を痛め、リハビリにと登り始めたのがきっかけで、それ以来、山のもつ奥深さに少しずつ面白さを感じるようになりました。

登山の経験はまだ1年にも満たず、登った山も家から見える程度の山ばかり。そんな私が
「いつかあの山に登ってみたい!」
朝日が当たり凛と聳え立つその姿は、山初心者にもそう思わせるほどの美しさを持っています。

登山の技術はおろか、知識もない、山を登る装備さえもない。まだ山登りを始めて1年にも満たないわけですから当然と言えば当然です。
そんな今の私にとって「マッターホルン登頂」は不可能です。可能性は全くのゼロ%です。

ところがどうでしょう?
必要な装備を揃えていくと、ゼロだった可能性が1,2%に増えると思いませんか?
体力作りをして体を鍛えていくと、さらに1,2%可能性が出てくるのではないでしょうか。

「いつかあの山に登ってみたい!」
その思いの実現のため、スクワットの回数を1回多くやってみる、目標距離より100m多く走ってみる、苦手な食べ物をちょっと食べてみる。
どれもほんの些細な努力で、とてもマッターホルン登頂までは足りない努力でしょう。しかし、やらないよりはたとえたった一歩だったとしても確実に登頂に近づくはずです。

最初はまったくのゼロ%だった可能性が、ほんのわずかの努力だったとしても1%、2%と可能性を広げられるのです。
結果、マッターホルンに登れなくたっていいんです。
マッターホルンの裾野から
「美しい山だなぁ」
そう見上げるだけったとしても構わないんです。
なぜなら、日々の生活の中で目標をもって何かを頑張れるその瞬間は、幸せに違いないからです。
そして「今」の頑張りの積み重ねが「いつか」に繋がる、その瞬間瞬間を掛けがえのないものに感じて生きることが最大の幸せに違いないからです。

「不可能にチャレンジし可能性を広げる」
さあ、新しい年の幕開けです!

2019年、あなたはこの一年をどう過ごしますか?

挨拶が一番最後になってしまいました。
今年1年も、悩みを抱えた方お一人おひとりの心に寄り添って、一日でも早く笑顔の毎日を送っていただけるよう、スタッフ一同努力していきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

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