引退会見に見る稀勢の里の心情

高島心理カウンセラー

2019/1/17

横綱稀勢の里が引退しました。
その報道で、あるコメンテーターが「(稀勢の里は会見で)泣いているから悔いがあるのだ」と述べていました。
ですが人の気持ちを扱うカウンセラーという立場から見ると、それは違うように感じます。

専門家として引退会見の映像から伝わってくるのは、全く悔いがないということ。
そして、悔いはないけど、とても残念に思っていることがあるということです。

まず、全く悔いがないという部分。
おそらく稀勢の里は、もう自分の納得いく相撲を取ることはできないと受け入れたのだと思います。
自分の力士としての能力のあきらめ。
ですから、もう一度チャンスが欲しいとは思っていない。
相撲をもう一番取りたいという思いはないのだと思います。

一方で残念に思っていること。
普段私は相撲を見るわけでもないので、具体的なことはわかりません。
ですが、責任という感覚が伝わってきます。
稀勢の里の、横綱という地位に対する強烈な思いを感じます。
横綱として圧倒的に強い存在であり続けたかったという思い。
そして、それを自分は果たせなかったという残念さ。

現在の自分の力士としての能力、つまり圧倒的に強い力士としての能力をもはや取り戻すことはできないということは完全に受け入れています。
完全に受け入れていますから、引退することに悔いはないわけです。
まさに一片の悔いもない。
ただ、自分が理想とする横綱にはなれなかった。
そのことに、残念な思いがあるようです。

悔いではありません。
あきらめはついています。
どんなに頑張っても、たとえあと何度チャンスがあっても、そうなるとは思っていないから。
そのことを受け容れているから。
ただ、横綱として圧倒的な存在でありたかった。
なのにそうなれなかった。
そこに、強烈に残念な思いがあるようです。

それほど横綱という地位に対する思いが強かった。
それを私は責任という言葉で受け止めたわけです。

あなたは、稀勢の里の心情をどう見ましたか?

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