【性格・こころの仕組み】

悩みが存在する場所

丹下坂心理カウンセラー

2019/8/12

今、これを読んでいるあなたは、どんな悩みを抱えているだろう?

老後のこと?
子どもの学費の事?
親の介護のこと?
転職のこと?
夫婦関係のこと?
明日、何作ろう?
あの時、あんなこと言わなければ。
あんな人と結婚しなければよかった。

悩みの大小は関係ない。
悩みの大きさ、深刻さは、その悩みを抱えているあなたが決めることである。

こんな些細なことで悩んでるなんて、もっと辛い思いをしている人はたくさんいるだろうに。あなたが「大変」と思うのであれば、それはとても大きな悩みに違いはない。

よくそんな状況でそんな呑気にしていられるね!
その悩みはあなたにとっては取るに足らない、ほんの些細なことなのだろう。

悩みの大きさを計る尺度は、その人によって違うということが言える。


では、あなたが抱えている悩み、それ自体はどこに存在しているのだろう?

今、あなたはこの文章を読んでいる。
つまり、「現在」、もっと正確に言うと、「現在進行形」という時間軸にいる。
今のこの瞬間「現在進行形」の中に、あなたの悩みは存在しているだろうか?

あなたの悩みは、まだ見ぬ「未来」に不安を抱き、
もしかしたら・・・
と、先が見えない不確定事項に関して悩んでいないだろうか。

あの時、ああしていれば・・・
あの時、あの人にされた事が(言われた一言が)・・・
と、過ぎ去った「過去」に想いを馳せているのではないだろうか。

まだやってきていない事象、状況、環境は、今これを読んでいるあなたの前には存在していない。
あなたを傷つけたあの人、あの言葉、あの出来事も、今これを読んでいるあなたの前には存在していない。

つまりあなたの悩みは、常に「未来」もしくは「過去」にしか存在していないのである。
そして、あなたが存在しているのは「現在進行形」の中。
これは紛れもない事実である。

まだ見ぬ未来に、そして、過ぎ去った過去に「今」という自分の時間を使っていることに気づこう。
その不安を払拭するために、「今」できることは、なに?
そのショック、憎しみ、悲しみを乗り越えるために、「今」できることは、なに?

未来に、過去に、必要にして十分なだけの時間を使ってきたあなた。
「今」を生きるのは、いつから?
それを決められるのは、他の誰でもない「あなた自身」だけ。

「今から!」、そう心でつぶやいたあなた。
「今、この瞬間」から、あなたの人生は変わっていくことを約束しよう。

だって、これを読み終わったあと、すぐに行動に移すだろうから。 


執筆者:カウンセリングMaNa 心理カウンセラー 丹下坂 愛実


 

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