こころ塾だより
存在することだけに夢中になる

丹下坂カウンセラー
高島カウンセラー

あいにくの天候の中、丘の上のマインドフルネスを実施しました。
GWの真っ只中。
街中では桜が満開という季節でしたが、丘の上はずいぶんと様子が違いました。
天気予報では、曇り時々晴れとなっていたのですが…。

とにかく風が強い。
そして、日差しもなく、時折雨粒が落ちてくる。
北海道の冬を知っている参加者ですら、歩いていないと体が凍えてしまうような天候でした。

歩行瞑想は丘の上ではなく、幾分でも風を遮れる林間で実施。
次に予定していた大地を感じる瞑想は、残念ながら実施できませんでした。
では、強風の中、吹きさらしの丘の上で起きていたこととは何だったのでしょう?
ただ寒さに耐えていただけ?

厳しい自然環境の中で、参加者に起きていたこと。
それは、存在することに夢中になるということ。
まさしく過去でも未来でもなく、今ここという時間を体感しながら過ごしていました。

丘の上と言っても、標高は300m近く。
低い雲が立ち込めた天気でしたから、雲が手を伸ばせば届きそうな距離に。
その雲がものすごいスピードで流れていきます。
先程まで遠くに日差しが当たって見えていた函館が、気がつくと雲の中に。
その雲も白ではなく黒と言った方がよい感じ。
波の音(海は遥か下なのに!)も荒々しく聞こえます。
自然が持つ厳しさ。

手袋、コート…今起こっていることにある程度の対応はできます。
ですが、風を弱めることはできません。
天候を回復させることもできません。
自然を自分の望む通りにコントロールすることはできないんです。

進むべきか、とどまるべきか。
とどまるとしたら、どこが適当か。
自分たちが選択できる範囲でベストと思うことを選ぶしかない。

風が止んでくれたら…
自然の癒しを体感するはずなのに…
結果を期待することはできますが、望み通りにコントロールすることはできません。
結果はついてくるものだから。
私たちにできることは、過程を精一杯過ごすことだけ。

暗い雲の色。
次々と頭のすぐ上を流れる雲、そしてそのスピード。
風の音、波の音。
頬を打つ冷たい風。
そして、歩くことで生まれる身体の芯のあたたかさ。
五感から伝わる確かな感覚。

どの参加者も精一杯現実に立ち向かっていました。
今ここを感じ、応じ続ける一瞬一瞬。
その一瞬一瞬のつながり。
ただただ、今ここという現実に夢中になっていました。

結果ではなく過程を生きる。
それは、存在することだけに夢中になるということ。
「生きる」とは、本来はこういうことを言うんでしょう。

最も風を強く感じた丘の頂上付近。
少しでも風をよけようと近づいた風下向きの斜面には先客がいました。

穏やかな目をした野生馬たち

現実を変えることはできません。
ですが、その中でベストを尽くし、精一杯生きることはできます。
風をよけ、草を食む野生馬たちがしていたように。
そしてその足元でひっそりと咲く、山野草のように。

今回は自然の厳しさから学んできました。
とはいえ、いつかは天候が穏やかな日に行きたいものです。
また同じメンバーで。

自然の中で過ごした非日常

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