第2回実践心理学研修会

「怒りの取り扱いマニュアル」東京開催の理由

高島心理カウンセラー

2019/6/4

「いつもは抑えているのに、今日はつい怒ってしまった」
こんな経験ありませんか?

怒りと向き合うというと、多くの方は怒りのコントロールが浮かぶようです。
ですが、原田先生の伝える世界はそうではありません。

怒りのエネルギーは衝動的で強力です。

大切な関係を一瞬で修復不可能にすることもあります。
ですから、何とか怒りを抑えようとする気持ちはよくわかります。
私自身がそうでした。

怒りをコントロールする。
どんなに怒っていても、表面的には冷静でいたい。
もっと言うと、そもそも怒りという感情がわかないようになりたい。
そうすれば、怒りに振り回されることもありませんから。
それくらい、怒りはやっかいな感情なんです。
そして、本当にそれでよいのでしょうか?

世の中には多くの苦しみがあります。
理不尽な出来事もあります。
もしも、あなたの大切な人が傷つけられたとしたら?

その怒りをどうしたいですか?
怒りが他人にわからないよう抑えることが大切ですか?
怒りをコントロールしたいですか?
それとも、そもそも怒りの感情を持たないでいたいですか?


「怒りはいい奴」
『怒りの取り扱いマニュアル』を受講したある参加者が教えてくれた、原田先生の言葉です。

怒りという感情をコントロールするのでもなく、振り回されるのではない。
怒りという感情が本来持っているエネルギーを、自分のために肯定的に扱えるようになる。
それが、『怒りの取り扱いマニュアル』です。

そもそも、怒りというのは、目の前の相手など怒りの対象に目が向いてしまっている状態です。
エネルギーが他人に向いている。
そのエネルギーを自分のために肯定的に扱っていけるとしたら?
まさしく、世界が変わります。
そう、だから「怒りはいい奴」なんです。

昨年12月、札幌で『怒りの取り扱いマニュアル』を開催しました。
講座終了後に私が最初に原田先生にお伝えしたこと。
それは、東京でも開催して欲しいということでした。
怒りの本当の取り扱い方を、札幌で参加した12名しか知らないのでは、あまりにもったいないから。


講座の2日目には、「ゆるし」そして、「未練」や「執着」を扱います。
より長い期間、自分を前に進めなくしている感情を手放すわけです。
負のエネルギーとして自分を押し留めていたものからの解放。
その効果の大きさも容易に想像できるのではないでしょうか?

「怒りの取扱い」。そして「ゆるし」や「未練・執着の手放し」は、自分のためにはもちろんですが、他者援助としてもそのまま使える技法として実習します。
今回は、原田先生からの強い要望もあり、定員を10名と少人数に抑えています。
ですから、理論はもちろん、ワークなど実習においても腑に落ちるまで親切にご指導いただけることと思います。

締切は、6/21(金)となります。
参加ご希望の方は、下のリンクよりお申し込みください。


執筆者:高島 昌彦

<7月東京開催>第2回実践心理学研修会
「怒りの取り扱いマニュアル」

講座の特性上、定員になり次第締め切ります。
どうぞご了承ください。