6月Being会のご案内

自信・自己尊重が高まる心理ワーク

高島 昌彦
丹下坂 愛実


2022/4/26
 

  • 自分に自信が持てない
  • 自分を大切に思えない
  • 自己肯定感が低い

日本人には、比較的多い悩みではないでしょうか。

カウンセリングにいらっしゃる方はもとより、コミュニケーションやNLPの講座等をしていても、実際によく耳にします。

「疲れがたまっているからゆっくり休んだ方がいいのに、いざ休もうと思うと罪悪感(さぼっている自分)を感じてしまい、ゆっくり安心して休めない」なんていうのも、やっぱり自己尊重が低い表れかもしれませんね。

そこで、6月のBeing会では、自分を卑下したり、自己尊重が低い状況を脱し、自分で道を開くことができるのだという自信、手応えを得ることをねらいにした心理ワークに取り組もうと思います。

日本人の自尊感情は下がり続けている


先ほど、日本人には自分に自信を持てない人が多いと述べました。
実は、数字にもそれは表れています。

この30年、中学生から成人まで、いずれの年齢層でも、年々日本人の自尊感情は下がり続けている(「自尊感情平均値に及ぼす年齢と調査年の影響」(小塩他,2014))のです。

 


自尊感情は、他の人から排除されそうかどうかを表すメーターの役割を持つという考え方があります。
この考え方に基づくと、自尊感情が低くなるのは、

  • 周りの人に受け入れられていない
  • 人間関係がうまくいっていない
  • 自分には魅力がない

などと感じることが増えているということです。
 

実際にこの30年、携帯・スマホの普及や、SNSなどネットの急速な発展がありました。
それに伴い、コミュニケーションも大きく変わりました。

以前は、電話がつながらなければ、相手が帰宅するまで連絡の取りようがありませんでした。
炎上なんて現象も、もちろんありませんでしたね。
 


見えない人同士の嫌悪や対立。
それを避けるために、自分を出すことを控える。

さらに、自分を表現することを控えるだけでなく、自分自身が何を感じているか。
その「感じる」機能自体を麻痺させる傾向に社会が進んでいるようです。

あなたにも、思い当たるところがあるのではないでしょうか?

大切なものには価値がある


ここで、あなたが大切にするものについて考えてみましょう。

もしもあなたが新しい車を買ったとしたら…?
きっと大切に扱いますよね。

あるいは、ネックレス、ピアスなどの装飾品はどうでしょう?
もしかしたら、もったいないから普段は身につけずに、とっておきの機会にとっておいている。
そんな洋服やジュエリーをお持ちの方もいるかもしれませんね。

高価なものだけではありません。
思い入れがある品も、やっぱり大切になさっていることでしょう。
もしもそれが、もう手に入らないものだったら、なおのこと大切にしますよね。
 

部屋を見渡して、あなたが大切にしているもの、そして大切にしていることに目を向けてみましょう。
ここにはなくても、心の中で見えているものやこと、そして人がいるかもしれませんね。

自分はどんなものを大切に思っているのか。
思いつくだけ、挙げてみましょう。

たくさん見つかりましたか?
 


さて、これら、あなたが大切にしているもの。
実は、あなたが大切にしているものには共通点があるのです。
 

それは、価値があるということ。

高価だったり、希少性の高いものだったり、好みにぴったり合うものだったり、思い描くだけで幸せを感じられたり…

いずれにしても、あなたにとって価値がある。
だから、大切に感じているのです。
当たり前といえば、当たり前のことですね。

「私の目には、あなたは高価で尊い」

旧約聖書 イザヤ書43章4節

自分の価値に気づくと自信が高まる


では、あなたがあなた自身を大切に感じるには、どうしたらよいのでしょう。

  • 自分を尊重する
  • 自己卑下しない
  • 自分に自信を持つ

このような自分になる。
それには、自分の価値に気づくことです。

私は、問題解決能力を、もうすでに私自身の中に持っているのだ。相当に難しい問題にぶつかっても、自分で道を切り開いていけるのだ。

自分自身の価値に気づき、このように思えるのなら、それは自然と自信が高まりますよね。
 


6月のBeing会のタイトルを自信・自己尊重を『高める』ではなく、自信・自己尊重が『高まる』としている理由もここにあります。
 

「自分は価値があるのだ」
「自信を持て!」

このように、無理矢理自分の心に言い聞かせても、心からそう思えなければ、効果は得られません。
もしかしたら、あなたも、もう既に身に染みてわかっているかもしれませんね。

ですから、無理矢理言い聞かせたり、受け取ろうと努力するのではありません。
そうではなく、ともかく自分の価値に気づく。

自分の価値に気づくことができれば、自然と自信は『高まる』からです。

誘導イメージで秘められた自己に出会う


とはいえ、自分の価値に気づくというのは、なかなか難しいものです。
特に、強みや長所となる特性など、ポジティブな自分というのは、なかなか気づけないのが一般的です。

だから、こころ塾では、仲間からのフィードバックを大切にしているのです。
他者の目線を通して、客観的に自分の価値に気づいていけるからです。

ただ、それだけでは十分ではないのかもしれません。
30年にもわたって自尊感情が下がり続けている。
そんな社会に生きているわけですから。
 

「○○さんって、~な方だなって感じます」
「○○さんの~なところって凄いなって思います」
「○○さんの~は強みですね」

こういうフィードバックをもらうと、嬉しくなる。
嬉しくなりながらも、100%で受け取ることにためらいが出る。
「きっと気を遣って言ってくれてるんだろうなぁ…」と。

このように、どこかで信じることに怖さが出るのは、仕方のないことでしょう。
それぐらい、「信じたばかりに裏切られた」という傷ついた体験で社会が溢れていますから。
 

ですから、他者のフィードバックを素直に受け取るには、圧倒的なフィードバックの量をもらうことが必要になります。
「あの人もこの人も、そして初めて会ったこの人もそう言ってくれるのだから、きっと自分にはそんなよさがあるのだな」という体験。

ただ、それには時間があまりにかかり過ぎる。
 

そこで、今回は誘導イメージを使って、あなたがあなたの価値に気づく活動をします。
自分で気づくのだから、安心して受け取れることでしょう。

誘導イメージとは?


誘導イメージ(guided imagery)は、誘導空想(guided fantasies)、または誘導白昼夢(guided daydream)とも呼ばれます。
ゲシュタルト療法をはじめ、いろいろな理論的枠組みの中で、さまざまに活用されています。
なお、イメージの実証的研究としては、イェール大学のシンガー(J.L.Singer)の実験心理学的研究("Experimental Studies of Daydreaming and the Stream of thought"1978)が有名です。


さて、誘導イメージの方法としては、学習者(クライエント)が自分から「心のスクリーン」にイメージを思い浮かべて、それを誘導者(セラピスト)が旅の案内人のように導いていくという手法をとります。

リラックスして、目を閉じたクライエントに対して、セラピストが言語によるヒントを与えつつ、眼の前に本人が自発的にイメージを描く援助をしていきます。
イメージを描く人は、それによって自己の心の中にあるものへの気づきを拡大したり、自分の潜在能力に気づいたりしていきます。
心の中で分裂葛藤しているものを高次元で統合することもあるでしょう。

そして、この体験を通して、自己成長、問題解決、あるいは癒しなどを目指していくというものです。
 


なぜこのような効果が期待できるかというと、それは、イメージの持つ特性が挙げられます。

イメージによる空想を活用すると、通常では抵抗感のために気づけない感情、性格的特徴、ある人への態度、未解決の状況、本人の未知の部分への接触(コンタクト)が可能になる(Erving & Miriam Polster)のです。


誰かから自分の知らない自分を見つけてもらうのではなく、自分で自分を探していく作業です。

ワークを通して期待される効果としては、以下のようなものを想定しています。

  • 自分自身の中に問題解決する能力があることへの気づき
  • 難しい問題にも、自分で道を切り開いていけるという自信を持つ
  • 自己卑下、自責の念の緩和
  • 人とつながるエネルギーの高まり
  • 心の奥底のすばらしい可能性への気づき
  • リーダーシップ能力の高まり


自己開発、自己成長のための修養として、この機会をご活用いただければと思います。

6月Being会概要

【日程】

① 607日(火) 19:30~21:30
② 6月21日(火) 19:30~21:30
  ※6月は、第1・3火曜日となります。


【会場】

函館市亀田交流プラザ
(函館市美原1丁目26-12)


【参加費】
10,000円(全2回)


【申込締切】
5月20日(金)


悩んでいるときや、苦しんでいるときは、その状態の自分がすべてであるかのように感じてしまいがちです。

自分の中にはいろいろなものがあるのに、悩みや苦しみだけしか認識できなくなってしまうのです。

そこで、仏教では、悩みや苦しみ、あるいは欲望などをなくしていこうします。
いわゆる、煩悩を止めようとする修行。
「止」というものです。

ところが、心の中には様々な思いがあるわけです。
しかも、それらは周りとの関わりによっても変化する。
ですから、簡単になくすことはできません。

そこで大切になってくるのが、「観る」ということです。
煩悩に気づく。
自分の中の気持ちを「観る」。

悩んでいるときに、「今、自分は悩んでいるなぁ」と気づける自分になるということ。

こうなれたときに、悩んでいる状態からは抜けられる。
悩んでいる状態を一度「止めて」、その状態を「観て」いるわけですから。
これを「止観」といいます。


今回は、仏教の修行ではなく、誘導イメージを用いて、その状態に入っていく体験ともいえます。

ゲシュタルト療法の創始者フリッツ・パールズが「ミニ・サトリ」と呼んだ、体験として味わえる内面的安定。
すべてを受け入れられるような状態です。


いろいろと騒がしい世の中だからこそ、「安定した自分」でいられるというのは大切なことではないでしょうか。

響くもののある方のお越しをお待ちしております。

ごあいさつ

丹下坂心理カウンセラー
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