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ー こころの相談室 ー カウンセリングMaNa
〒041-0844 北海道函館市川原町1-8
2021/09/11
「自分で自分には、できないのですか?」
今年の3~4月、Being会の『トランス誘導の実際』。
催眠誘導スクリプトを受講生同士で読み合うワークをした際に、上がった声です。
そのような声が上がった理由として、実際に深いリラックスを実感したことが、まず挙げられるでしょう。
そして何より、普段共に学び合っている仲間が、催眠など学んだことのない素人の仲間が、自分をこれだけリラックスに導いたという事実。
さらに、自分自身も取り組んでみたら、仲間が深いリラックスを味わっていたという事実。
「自分にもできる!」という自信。
「自分も人を癒す力あるのだ!」という実感。
そして、だったら、「自分で自分を癒せないのだろうか?」と思うのは自然なことでしょう。
なぜなら、それだけ、ストレスの多い社会ですから。
もしかすると、「日々ストレスをため込んでいる」、そう感じながら生活なさっている方ばかりかもしれませんね。
それに加えてBeing会のメンバーだと、「自分を癒すために他人のお世話になるのは申し訳ない」。
そんな気遣いの想いもあることでしょう。
一般に、今ここの現実とは違った体験に、より高いリアリティを感じている状態を「変性意識状態(ACS)」といいます。
簡単にいうと、普段の馴染みある意識の範囲とは異なったものが意識に上がっている状態です。
普段と違う意識という意味で「変性意識状態」と呼ぶわけです。
例えば、
などなど…
様々な「変性意識状態」が存在しています。
そして、この「変性意識状態」のことをトランスと呼ぶのです。
特に他者の働きかけによって「変性意識状態」に移っていくプロセスを「催眠」(あるいは「催眠誘導」、「トランス誘導」)といいます。
ですから、催眠術ショーや古典催眠、ヒプノセラピー、エリクソンの誘導を使った催眠療法など、様々にあるいわゆる「催眠」というのは、体験者に「いつもとは違う自分」(ACS)に誘導するプロセスということです。
言い換えると、催眠はトランスに導く一つの技術に過ぎないともいえるわけです。
他者のはたらきかけでトランスに入るプロセスが「催眠」でした。
それなら、自分からトランスに入ることはできないのか?
という疑問もわいてきますよね。
実は、あるのです。
その典型的な例が瞑想です。
瞑想は、本人が普段とは違う何かを心がけることによってトランスに入る行為ということです(このことを自覚して瞑想に取り組んでいる方がどの程度いるのかは疑問ですが…)。
「瞑想に取り組んでみたけれど…続かない」
このような声をよく耳にします。
様々な瞑想法があり、何をすればよいかわかないということもあるでしょう。
教えてくれる人が身近にいないということもあるかもしれません。
そして何より、瞑想が続かない理由は、実践しても「効果を感じにくい」、「何がどうなればよいのかわからない」といった、わかりにくさにあるのではないでしょうか。
そこで、10月のBeing会では、「効果を実感する」をキーワードに、自分からトランスに入る体験をしていきます。
具体的な手法としては、クラズナー・メッソドの催眠スクリプトを活用しながらのボディスキャンのようなイメージでおります。
マインドフルネスの実践を行い、リラックスや安定感や落ち着き、集中力の向上など、具体的なメリットを体感していただきます。
【日程】
①2021年10月12日(火) 19:30~21:30
②2021年10月26日(火) 19:30~21:30
【会場】
函館市亀田交流プラザ
(函館市美原1丁目26-12)
【参加費】
10,000円(全2回)
【申込締切】
9月22日(水)
社会生活を送る上でストレスは避けられません。
だからこそ、自分自身で心のケアをする技術を習得することは大切でしょう。
あなた自身のために。
そして、あなたと接するすべての方々のために。
ご関心とご都合がつきましたら、お申し込みください。
あなたのご参加をお待ちしております。
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