【高島心理カウンセラーのつぶやき】

どうにもならない存在とのつきあい方

高島心理カウンセラー

2021/2/7

 

2月です。
寒いですね。

特に今年は、雪の多さに呆然としている地方の方もいらっしゃることでしょう。


でも、毎日が、同じ寒さの繰り返しではありません。

一日一日と、日が長くなってきました。
確実に、春は近づいてきています。
 


1 私にはコントロールできない
2 「どうにかしよう」と思うと?
3 見守ることしかできない
4 心は誰のもの?
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6 皆様からよせられた感想
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私にはコントロールできない


さて、その太陽。
当たり前ですが、その動きを私がコントロールすることはできません。

何時に昇るのか
何時に沈むのか
どこを通るのか
どれくらいの強さで照るのか
・・・

私にコントロールできることは、何もありません。
私にとって、どうにもならない存在なのです。
 

「どうにかしよう」と思うと?


そんな、太陽という、「どうにもならない存在」を
もしも私が、「どうにかしよう」と思ったらどうなるのでしょうか?
 

沈んでいく太陽に向かって、

「なんでもう沈むんだ!」
「寒くて、みんな困ってるじゃないか!」
「前はもっと遅くまで沈まなかったでしょ?」
「どうして、そんなに早く沈むようになってしまったの!?」
「もうちょっと頑張ってみたら?」
「なんでそんなに自分勝手なんだ!!」
「結局、自分のことしか考えていないんだろ?」
・・・

見守ることしかできない


脅したり、すかしたり、すねたり、罵詈雑言を浴びせたり、いろいろできそうです。

いろいろできて、そして、やればやるほど苦しい思いになります。

なぜなら、太陽は、何も変わらないから。
どれだけこちらの思いを伝えても、まるで何もなかったかのように沈んでいく。

私のことなど、気にもかけてくれません。


私は、太陽の動きを1秒だって遅らせることはできません。
その動きを、1cmだって動かすこともできません。
私には、沈んでいく太陽を、ただ見守ることしかできないのです。
 

心は誰のもの?


そんな、太陽という「どうにもならない存在」と私。
どんな関係性が築けるでしょうか?
 

思い出してみてください。
冒頭の部分。

日の長さに、私は春の訪れを感じていました。
ここです。
 

「日が長くなったなぁ」
「柔らかな光だなぁ」
「今日も一日ありがとう」
「春は確実にやってくるんだね」
「明日もよろしくね」


私には、太陽の動きをどうすることもできません。

ですが、見守ることはできます
感じることもできます。
何より、感謝しています。

 

 

私は、太陽を「どうにかする」ことはできません。
そして、

「どのように接するか」
「どのように感じるか」
「どのようにつきあうか」

これらは、すべて私次第です。
私の思い通りになるのです。
なぜなら、私の心は私のものだから。


太陽は、私にとって「どうにもならない存在」です。
そして、「かけがえのない存在」でもあるのです。


執筆者:カウンセリングMaNa 心理カウンセラー 高島 昌彦

皆様からよせられた感想

  • 今の自分と向き合うために必要な考え方が詰まっていました。
    「どうにもならない存在」  「かけがえのない存在」
    に対してどうアプローチするかが今後の自分に必要な要素だと思いました。

     
  • ダメな母です。息子とのつきあい方のヒントにします! いつもありがとうございます。

ごあいさつ

丹下坂心理カウンセラー
高島心理カウンセラー

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