なぜ自然には癒しの力があるのか

高島心理カウンセラー

2018/8/1

夏休みを持て余している甥っ子を連れて海に行ってきました。
始めは野球をしていたのですが、あまりの暑さに予定を変更して。

私は足だけ浸かるつもりでしたが、海に入ると思いのほか水がぬるい。
台風が南の温かい海水を連れてきたのでしょうか。

「少しくらい濡れてもいいか。すぐ乾くだろうし。膝までなら…腰までなら…」
ちょっとのつもりが、結局泳ぎだすまで数分もかかりませんでした。

それにしても、心地よい。
広い空に、きらきらと水面が輝く青い海。
すぐそこに函館山。
そして、遠くにはややかすんで青森県が見えます。

時折カモメの鳴き声が聞こえるほかは、波の音だけ。
ただただ波の音だけが繰り返されます。

そして、温かな海水。
ところが、時折ずいぶんと冷たくなる時がある。
潮の関係なのでしょうか、海水温が一定ではないのです。

足元も、柔らかな砂地もあれば、少し足が痛くなるような砂利のところもあります。
そして、深さが一定でない。
突然、がくんと沈むところもあります。

何より波が一定ではない。
大きな波が続いたかと思えば、その後しばらくは申し訳程度の波ばかりだったり。
高さや波が崩れるポイント、どれ一つとして同じ波はありません。

写真からもうかがえる通り、とてもよい陽気でのどかな風景です。
ですが、どこか気が抜けない感じ。
危険を感じると言えば言い過ぎですが、どこか安心しきっていない自分がいる感じ。

ですから、
「いけない!! 〇〇さんに連絡するの忘れてた」
「あの件は週末までに片付ければいいから…」
こういった、「今、ここ」にないことを思うことは全くありません。

自然が人間用には作られていないからでしょう。
 

普段は、舗装された歩道を歩きながら、いくらだって考え事ができます。
歩きながらスマホをしている人だっています。
これから会う人のことを考えながら、車の運転だって出来てしまいます。
全てが人間用に作られているので、そこには一定のルールがあるのです。

ですが、自然はそうではない。
いきなり足が届かなくなるほど深くなることも、突然高い波が来ることもあります。
天気だって、どう変わるかわからない。

もちろん、自然には自然のルールがあるのでしょう。
それは自然にとっては一定のルールなのかもしれません。
そして、それは人間用ではありません。
こちらの都合に合わせた変化が来るとは限らないのです。
ですから、私たち人間は自然に入ると、五感を存分に使って「今、ここ」に意識を配るようです。

自然が持つ癒しの力というと、息をのむような景色、鳥のさえずり、きれいな空気。
こういったものが思い出されます。
もちろん、これも癒しの力でしょう。
ですが、それだけじゃない。
「今、ここ」に没頭させてくれる。
これこそが、自然が持つ癒しの力の本質的なところです。

論より証拠。
人間のために作られた日常世界から離れてみましょう。

過去の後悔も未来の不安も感じることのない、圧倒的な「今、ここ」を体験できますよ。

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