【高島心理カウンセラーのつぶやき】

余命

高島心理カウンセラー

2019/9/18

 

人は死を覚悟するとき、どんなことを思うのでしょう?


「残念ながら余命〇ヶ月です」
そう医者から宣告されたら、あなたはどんなことを思いますか?
 

受け入れられない思いの後で、受け入れるしかないことを知る。
そして、後悔や未練がわいてくるのではないでしょうか。

「人を恨み続けてしまった」
「『ありがとう』を伝えたかった」
「もっとあの人に優しくしたかった」
「やりたいことができなかった」
「『愛してる』と言えばよかった…」


だったら、今から覚悟しておけばよいわけです。
自分の死を。

そんなに難しいことじゃないです。
興味のある方は、下の公式に当てはめてみてください。

男性 L=81ー(現在のあなたの年齢)
女性 L=87ー(現在のあなたの年齢)

これだと、私は現在46歳ですから、余命35年となります。
 

お気づきの方もいると思いますが、上の公式は今年の日本人の平均寿命から現在のあなたの年齢を引いたものです。
つまり、現在の平均値としてのあなたの余命。

ですから、これより長く生きる方もいれば、短くなる方もいます。
もしかしたら、明日亡くなるという方(私も含め)だっているわけです。
中には今日という方も。

大切なことは、今まで亡くならなかった人はいないということです。
そして、これからも。
 

私も、あなたも、あの人も、必ず死ぬのです。

だったら、
私の余命はL年、そして場合によっては今日!
そう覚悟を決めて、今の瞬間を生きるのはどうでしょうか。

例えば、奥さんのであれ、食堂のであれ、料理がおいしかったとき。
「おいしかった!」
とこころから伝える。

だって、今伝えないと次の機会はないのかもしれないのだから。
恥ずかしいなんて思いはこれっぽっちもなくなります。
 

この道は二度と通らぬ道。
だからこそ今から、自分にできる善行はなんでもやり、
あらゆる人にできるかぎり優しく接することにしよう。
先に伸ばしたり、放り出したりするものか。
二度と通らぬこの道なのだ。

『人を動かす』 D.カーネギー 

死を覚悟すると、優しくなれます。
そして、勇気がわきます。
それが、自分の人生を生きるということ。

この夏、突然訪れた友人の死が、私に教えてくれました。

 

執筆者:カウンセリングMaNa 高島 昌彦

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