【高島心理カウンセラーのつぶやき】

自己愛

高島心理カウンセラー

2020/08/18

 

浜松で、日本最高タイ記録の41.1℃が観測されたそうです。
暑いですね。

函館も連日の猛暑です。
とはいえ、30℃には届きませんから、他地域と比べるとずいぶんと生ぬるいものなのでしょう。


にもかかわらず、私がずいぶんと暑がるので、家族からは更年期ではいのかとの指摘が。
確かに年齢的にもそんな年代ですし、ほてり感も異常ですし…。
男性の更年期というやつかもしれません。

特にここ最近は家族に大きな出来事もあって、連日ストレスが続いていました。
身体を動かすどころか、その時間的精神的余裕も持てないでいましたし(まあ、暑さもありますが)。
そのせいか、食生活も乱れがちでした。
 

振り返ってみると、風邪をひくなど病気のときはともかく、それ以外の健康なときには、わが身をずいぶんと粗略に扱ってきたものです。

47年間も一緒に過ごしてきた身体です。
大切に扱わなくてはいけませんね。
持ち主が。

自分がされて嫌なことを相手にしてはいけない


私たちは、こう教わって成長します。
そして、こう生きていかないと社会には受け入れてもらえません。
そしていつの間にか、「No」と言えなくなっていくのです。

「役に立ちたい」
「喜んでほしい」
そして、
「嫌われたくない」

こんな思いから、私たちは相手についつい「Yes」と言います。
相手を怒らせるかもしれない、その怒りが自分に向けられるかもしれないと思うとなおさらです。

しかし私たちは、相手に「Yes」と言うことが、自分に対して「No」と言っている場合があることを忘れてしまいがちです。
そうやって、自分を犠牲にして相手を満足させることに慣れてしまうのです。

他人に起きてほしくないことは自分の身にも起こさない


相手に「No」と言うのはとても難しいことです。
だからこそ、まずは「No」と言えない自分を受け入れましょう。
自分は「No」がなかなか言えないんだと認識するのです。

そのうえで、それでも「No」と言う勇気を持ちましょう。
なぜなら、あなたが傷ついていることを知ったら苦しむ人がいるからです。


あなただったらわかるでしょう?
大切な人が苦しみにあっていたらどれほど苦しいかを。
そして、誰かの苦しみを生んでいるのが、あなたが自分のことを大切にしていないからだとしたら?
 

あなたのためにあなたを大切にするのではありません。
あなたのことを大切に思ってくれる誰かのために、あなたを大切にするのです。
そんな健全な自己愛を養っていきたいですね。



執筆者:カウンセリングMaNa 心理カウンセラー 高島 昌彦

皆様からよせられた感想

  • いつの間にか、自分が我慢することが当たり前になっていましたが、こころも身体も悲鳴を上げていました。それでも「No」が言えず、自分は苦しいのに「Yes」と言ってしまうことがあります。「No」が言えずに葛藤した時には、自分を大切に思ってくれる人の気持ちを考えてみようと思いました。
     
  • こんにちは
    今回『自己愛』について取り上げていただきありがとうございます。

    『自己愛』についての感想です。

    今まで自分の事をあまり大切にしてなかったなあ…と改めて最近気づきました。(体調を崩してから)
    今まで(自分の)外には意識を向けていましたが、内にはあまり意識を向けていなかったなあ…と
    周りの人には誠意を持って接するようにはしてきたけど、同じ人間である自分にはあまり誠意がなかったかな…と
    これからは自分の心の声を聞き、どんな自分も受け入れて行きたいと思います。
    自分を大切にできたら、NOと言える人になれる気がします。
    毎回、いろんなことを気づかせていただきありがとうございます。
     
  • 自己犠牲タイプな私ですが、あの人のためと思えば自分を大切にできるかもしれません。がんばってみます!!
     

ごあいさつ

丹下坂心理カウンセラー
高島心理カウンセラー

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