いい年になる？する？

2017/01/01

いよいよ新しい年が明けましたね！
皆さま、お正月いかがお過ごしでしょうか？
「幸せなことがたくさん起こるといいですね！」
「楽しい一年となりますように！」
「今年はどんなことが起こる年となるでしょう」
どれも、新年のご挨拶として交わされる言葉ですね。

この３つの挨拶、もう一度読んでみてください。
どうですか？
何か気付くことはありましたか？

そうですね！
「起こると」
「なりますように」
「どんなことが起こる」
対象になる事柄があちらからやってくるイメージです。
自分は日々の日常を過ごしている間に、何かしらの非日常や楽しいことを、人がもたらしてくれる、そんな印象を受けることばです。
挨拶なのですからそれで十分です。

「幸せなことがたくさん起こりますよ！」
「楽しい一年となりますよ！」
「今年は何かが起こる年となりますよ！」

これでは預言者になってしまいますね。
他者とスムーズな関係を築くには、相手の幸せを願ってことばを選んで話す、これが基本ですね。

では、自分に対してはどうでしょう？
「今年は楽しい事がいっぱい起きますように」
「今年は幸せな年となりますように」
「笑顔であふれる一年となりますように」

楽しみを待ちますか？
幸せを待ちますか？
笑顔になるのを待ちますか？

「今年は楽しい事をいっぱい起こします！」
「今年は幸せな年とします！」
「笑顔であふれる1年とします！」

自分の1年、自分色に作り上げていくのもいいかもしれませんよ！

執筆者：カウンセリングMaNa　丹下坂 愛実