【丹下坂心理カウンセラーのつぶやき】

目標の決め方

丹下坂心理カウンセラー

2018/12/21
 

毎年年の瀬が押し迫ってくるとよく聞かれる言葉が、
「いや~もう12月!ついこの前、年が明けたと思ったのに」「1年ってあっという間!」
時の流れの速さに驚く会話が街のあちこちから聞こえてきます。

学校では1年(2学期)の振り返りを子どもたちにさせる先生もいるでしょうし、会社では目標到達度を示す職場もあるでしょう。

さて、みなさん個人ではどうでしょうか?
今年はこういうことがあった、ああいうことがあった、
来年は途中になっていること、できなかった事をしっかりやろう!
そう思いを新たにしている人もいるかもしれませんね。

伸びる企業、個人というのは「できたこと」について話し合います。一方で、なかなか進展しない企業などは「できなかったこと」についてフォーカスします。

「できた」ということは、成功したわけです。成功したことに対して人は、当然、喜びが生まれます。単純に嬉しいのです。嬉しい、楽しいと人は目に見えて変化が生まれます。

難しいプロジェクトが完成した!
成約が取れた!
資格試験に受かった!
子どもが志望校に合格した!

どれもが、笑顔、前をしっかり見る、よく話すそして、よく聴くということができている瞬間だと思います。心に余裕が生まれると自分のことはもちろん、周りの状況もよく見えるようになるからでしょう。

一方で「できなかった」ということは失敗を意味します。失敗したことを饒舌に語る人はあまりいないのではないでしょうか。また、人の失敗話を聞くのもあまりいい気分ではありませんね。自分の苦手な相手であれば話は別ですが。
「あの人もできなかったのなら、私もできなくて当然」といった別の意味での共感は生まれるかもしれませんが、伸びる、モチベーションを保つといった観点からいくと、失敗は成功に比べ収穫が多くないようにも思います。

1年を振り返り、新しい年につなげるのであれば、ぜひ、今年「できたこと」を思い出してみてください。

あんなこともできた!
こんなこともできた!
実はこれもやってたんだ!

それらの成功は「自信」となり、その「自信」は自分を前向きにさせる原動力となります。

「来年は〇〇しよう!」と新たな目標を立ててみてください。
ここで重要なことは、「できるか、できないか」ではありません。
「したいか、したくないか」で決めてみることです。

2019年、あなたは何がしたいですか?


執筆者:カウンセリングMaNa 丹下坂 愛実

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