【性格・こころの仕組み】

「どうしていいかわからない」の対処法

丹下坂心理カウンセラー

2019/5/30

お客様のお話を伺っていると、
「もう、どうしていいかわかりません」
という言葉をよく耳にします。

なるほど、彼方(あちら)を立てれば此方(こちら)が立たぬ状態で、問題が複雑に入り組んでいる場合が実に多く見受けられます。

長い間誰にも相談せず一人で苦しんできた方、親しい人には話したけれど全然解決しなかったという方、背景は十人十色です。

気にしすぎ!
流せばいいよ!
そんなことはとうの昔にわかっているわけで、気になるし、流せないからこそ苦しいわけです。そして結局は、自分でどうにかしなきゃ・・・となり、一人で悶々とする時間が長くなっていきます。

確かに自分の悩みだし、誰が解決してくれるわけでもない。
その通りです。
ならば、少しでも解決の糸口がつかめるヒントがあればいいですよね。

そんな時は、自分の考えていることを書き出してみることです。
整理などせず、思いつくままに悩んでいることをどんどん書いていくのです。
スマホやパソコンで文字を打つのではありません、自分の手で文字を書いていきます。
実は、これをするだけでも、結構スッキリします。
実際にやった人は体感できるはずです。

次に、書いたものを読んでみます。そして、分類してみます。
・〇〇が△△しなくて困っている
・よかれと思ってしたことが伝わらない
・自分のことを理解してもらえない
・○○ができなくて悩んでいる
・〇〇しようと思うがうまくできない

先の3つは悩みの対象が他者に向かっている状態、後の2つは自分に向かっている状態です。

悩みの対象が他者に向かっているものが多かった人は、自分の言動を顧みてみます。
他方の悩みの対象が自分に向かっているものが多かった人は、相手の言動を振り返ってみます。

あれ?もしかして、能力以上のことを求めてた!?
人に厳しすぎた!?
言い過ぎ!?

あの人は実は私に期待してくれている!?
あの人も苦しいのかも!?
優しいところもあるかも!?

視点が変わることによって、気づきがあります。
ここまでくると、「もう、どうしていいかわかりません」だった自分から解放されている自分がいませんか?

どうにも解決できない、そんな時は、どうぞプロの手を借りてください。人生という時間は有限です。限られた時間をいかに笑顔で楽しく過ごせるか、その道へ向けて二人三脚で一緒に歩いてくれるはずです。

ごあいさつ

丹下坂心理カウンセラー
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