桜が教えてくれること

高島心理カウンセラー

2020/3/22

今年は春が早いですね。
本州では間もなく桜が開花だとか。

コロナの影響で、例年のような花見は望めないかもしれませんが、その分風情ある桜が見られるかもしれませんね。

新型コロナに負けるな!水口綾香さん画像

昨年、五稜郭公園の桜

さて、その桜ですが花芽はいつ頃できるかご存知ですか?
実は、なんと前の年の夏には、準備が始まっているのだそうです。

葉の繁る夏の盛り、まず桜は花芽を形成します。
その後、秋から冬にかけて、冬の低温で障害を受けないように芽鱗(がりん)で固く守られた越冬芽となり、成長が停止したまま休眠の状態に入ります。

そして春。
気温の上昇とともに、越冬芽が成長をはじめ開花します。

この、前年夏の花芽の形成から、翌春の開花に至るメカニズムには何が関係しているのでしょう。
もちろん、気温です。
暖かくなるから咲くんです。

でも、それだけではありません。
実は、気温の変化の他に、もう一つ別の要因が関係しているのです。

なぜなら、もしも気温の変化だけで開花させるとなると、秋から冬にかけて、少し暖かい日が続くだけで開花してしまう恐れがあります。
そう、狂い咲きと呼ばれる現象です。

そうなると、すぐに本来の寒さがやってくるので、せっかく花を咲かせたものの、実をつけることが出来ません。
狂い咲きでは子孫を残せないのです。

これを防ぐために、桜は気温の他にもう一つ別の要因を利用しているのです。
気温が花を咲かせる要因なら、こちらは咲かせないための要因。
それは、日照時間です。

秋になり日照時間が短くなると、これを冬に向かうシグナルとして、桜の葉では成長を抑制するホルモンが作られます。
このホルモンの作用で、越冬芽にまで成長していた花芽が休眠します。

つまり、桜は、自らブレーキをかけることで、狂い咲きを防いでいるのです(ちなみに、狂い咲きをしている木は、何らかの事情で秋までに葉を落とし、ブレーキとなる成長を抑制するホルモンを十分に作れなかったと考えられます)。

その後、冬の低温を経験する間に、成長を抑制するホルモンは減少していきます。
日照時間はさらに短くなっていますが、葉がないために、成長を抑制するホルモンが作られないからです。

一方で、気温が低いので芽の成長はありません。
ブレーキもアクセルもない期間。

そして春。
気温の上昇とともに、今度は成長を促すホルモンが増加します。
今度はもうブレーキはありません。
アクセルだけの時期。
再び花芽は成長し、一気に開花を迎えるわけです。

成功するためのアクセル。
失敗しないためのブレーキ。
桜は、この両方を備えることで、毎年春に満開の花を咲かせているのです。

そして、もちろんあなたも備えているわけです。
成功するためのアクセル。
そして、失敗しないためのブレーキを。

なぜなら、あなたはいろんな体験を経て、今日まで生きてきて、そして今日という日を生きているのだから。
桜がいろんな季節を経て、今日まで生きてきて、そして間もなく咲こうとしているように。

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