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ー こころの相談室 ー カウンセリングMaNa
〒041-0844 北海道函館市川原町1-8
2020/5/18
前回の不安の解消の仕方では、3つのとことをお伝えしました。
・自分を知る
・自分のコントロールできる範囲を知る
・角度を変えて見る
前回の記事はこちら→
今回は、4つ目をお伝えしましょう。
またまた桜の花に登場してもらいましょう。
桜の花の中を見てみてください。
おしべがたくさんありますね。何本あるのでしょうね?
おしべの先端は黄色くなっています。
おしべに囲まれた中をさらに注意して見てみると、めしべでしょうか。
緑がかったものも見えませんか?
そして、花びらの中央に寄っていくほど、色も濃くなっていますね。
他に何か気づいたことがある人はいませんか?
これが、正しく不安の時のこころの中の状態です。
つまり、そのこと「のみ」にフォーカスしているのです。
この写真のように、周りはぼやけてしまって、よく見えていないこともあるでしょう。
今度は、写真から少し離れて見てみてください。
枝が見えます。
つぼみも見えます。
ぼやけていますが、空の色も見えます。
すると、どうでしょう?
先ほどのおしべ、おしべの先端の色、めしべ、中央の色など、
フォーカスした時に見えていたものが見ずらくなっていませんか?
これが、不安の解消の仕方です。
私たちは何か気に病んでいることがあると、その物事にフォーカスし、
際立たせて見る見方をします。
「来月の支払い、どうしよう…」
「ローンが…」
「仕事、なくなってしまった…」
心配してくれている人、暖かい眼差しを向けてくれている人、
応援してくれている人、手助けしてくれている人。
そういう周りの人は、皆無ですか?
「迷惑をかけたくない」
「心配させたくない」
あなたのその声を、その人は、本当に迷惑に思う人ですか?
不安な時ほど、そのことに執着があります。
それに気づいた時、ほんの少しだけ離れて見てみてください。
ほんの少し、引いてみるだけでいいんですよ。
どうです?
今、ほんの一瞬でも、違う想いが沸いてきたでしょう?
もう少し、離れて見てみましょうか。
先ほどよりも、もっと違う感覚が出てきませんか?
「実は心配してくれたいた人がいるのに気づいた」
「不安で眠れなくなるくらい、その事を大切に思っている自分がいた」
これを読んでくださっているあなたの不安が少しでも解消され、
笑顔になれる瞬間が増えることを願ってやみません。
執筆者:カウンセリングMaNa 丹下坂 愛実
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