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ー こころの相談室 ー カウンセリングMaNa
〒041-0844 北海道函館市川原町1-8
2020/10/5
本当はしたくないこと、できればやりたくないこと。
生きていれば、そんな嫌な時間がありますよね。
そのような嫌で、心の負担になっている時間。
1日の中でどれくらいありますか?
もし毎日1時間というのであれば、1年で365時間。
日にちに換算すると、15日以上になります。
1年のうち、2週間以上、あなたはしたくないことをしているわけです。
そして、もし8時間というのであれば、120日!
実に、1年のうちの4か月間は、あなたは眠ることもなく、文字通り朝から朝までひたすら心に負担をかけていることになります。
そんな人生を送っている。
いつか必ず終わりが来る有限の人生の中で、そのような過ごし方をしている。
それは嫌だ。
そう感じますか?
それなら、対処法は2つあります。
1つ目は、やりたくないことはしないという選択です。
あなたが主体的にやっていることなら、それをやめる。
誰かに頼まれていることなら、それを断る。
誰かに強いられていることなら、決然と抗議する、あるいはそこから立ち去る。
自分にも、相手にも、周りにも、No!と宣言することです。
「そんなことができれば苦労はない」
そう感じますか?
そう感じるのなら、比べてみることです。
したくないこと、やりたくないこと。
あなたが負担に感じる時間を過ごすことであなたの人生の中で払っている犠牲(1時間なら1年で15日)。
そして、No!と宣言することで払う犠牲。
どちらも受け入れられないことかもしれません。
だからこそ、比べてみる。
冷静に天秤にかけるのです。
その負担に感じている時間は、あなたの人生をささげるほどの価値があるのか、と。
その上で、あなたが選択するのです。
こんなお話があります。
旅人がある町を歩いていると、汗をたらたらと流しながら、重たいレンガを運んでは積み、運んでは積みを繰り返している3人のレンガ職人に出会いました。
そこで旅人は「何をしているのですか?」と尋ねました。すると、その3人のレンガ職人は次のように答えました。
1人目は、
「そんなこと見ればわかるだろう。親方の命令で“レンガ”を積んでいるんだよ。」と。
2人目は、
「“壁”を作っているんだ。」と。
3人目は、
「レンガを積んで、後世に残る“大聖堂”を造っているんだ。」と。
いかがですか?
3人とも同じ仕事をしています。
そして、この3人はそれそれどんな表情をしているでしょうか?
「置かれた場所で咲きなさい」というのは、ただ黙って受け入れなさいということではありません。
雨の降らない場所
風の強い場所
日当たりの悪い場所
土のない場所
・・・・
そんな様々な場所で咲いている植物は、皆個性的です。
その場所で咲くために、姿を変え、中身を変え、適応しているから。
中には場所を変えるものだっています(海流に乗る種子など)。
それが、その植物らしさになるわけです。
したくないこと、やりたくないこと。
そんな負担に感じている時間にどう対処するのか。
それが、あなたらしさになっていきます。
①したくないことはしない
②したくない、やりたくないことの価値を見出す
③今まで通り
選択するのはあなたです。
そして、その選択があなたらしさになり、あなただけの人生になっていきます。
さて、あなたはどんな選択をしますか?
そして、どんな人生にしますか?
執筆者:カウンセリングMaNa 高島 昌彦
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