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ー こころの相談室 ー カウンセリングMaNa
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2018/6/27
結論から書きましょう。
それは、「素直な人」です。
素直な人ほど、問題が解決し、前へと進みやすい人生になります。
それは、なぜでしょう?
素直な人は、人の助言に耳を傾けるということをします。人の助言を聞きいれるということは、「自分を変える」ことができることを意味します。
「同僚が本当に要領の悪い仕事の仕方をするんです。そのせいで、こちらに負担がかかり仕事量が倍になるのに、その同僚はそれにも気づかず、毎日定時に帰る始末。毎日イライラが募ります!」
「うちの主人、言わないと何もしてくれない。こっちも朝早くから起きてご飯作って、お弁当も作って、夜遅くまで働いて。見ていればわかるはずなのに!」
巷でもよく聞かれる問題ではないでしょうか?
色々な人がアドバイスすることでしょう。
そういう人よくいるよね!それはその人の仕事なんだから、自分でやらせれば?
うちの旦那もそう!今度、ご飯も弁当も手抜きでいいんじゃない?
相談した人の数だけ、アドバイスが返ってきます。そして、そのどれに対しても、一言で返事をします。
「でもね」
そうです。その人は「自分を変える」ことはしたくないのです。
要領の悪い仕事の仕方をしている人が自分のやり方を変えないように、その人も、自分のやり方を変えたくはないのです。
言わないと何もしてくれない夫が自分のやり方を変えないように、その人も、自分のやり方を変えたくはないのです。
変わるのは自分ではなく常に、相手なのです。自分は変わることなく相手を変えて、問題を解決したいわけです。
ところが、その相手は問題と捉えていないため、自分を変えようとは思いません。仮に、問題と捉えていたとしても、なかなか自分が変わって問題を解決しよう!と思う人は少ないでしょう。
ここで、「素直になってみる」ことです。
アドバイス通りにやって問題が解決しないかもしれません。でも、問題の本質はそこにはないのです。
何か問題が起こった時、「自分が変わろう」と考え、行動を起こす人の周りには、助けてくれる人が集まってきます。当然ですよね。人の言うことを素直に聞いてくれる人のことは、人は助けたくなるものです。
結果、自分では解決できない問題であっても、周りが解決してくれるわけです。
一方、「でもね」
「でもね」は反語です。「あなたの言ったことは受け入れませんよ」と言っているのと同じことです。人はそういう人のことを助けたいと思うでしょうか?
人のアドバイスを常に実行する必要はありません。
「そうか、そういう発想もあるのか!」、そう耳を傾けるだけでいいのです。
それが人とのスムーズな関係性を生み、自分の考え方の幅も広がり、結果、問題が解決されより充実した人生になっていくのです。
「でもね」、「そうだね」
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