つながっているこころと体

丹下坂心理カウンセラー

2018/12/15

時間があれば、山を歩いたり、時には走ったりということをしています。

海か山かと問われれば、断然海派でしたが、最近、山のもつ深い魅力に少しずつ気づけるようになってきました。

一歩歩くごとに、陽の光を浴びて輝きを変えていく一枚一枚の葉。
定規を当てて線を引いたかの如く真っ直ぐに空へ向かって伸びる木々。
自己主張など全くすることなく、それでいてしっかりと大地に根を張って咲いている可憐な花。

どれもが街にいては出会えない、これぞ山!という風景ばかりです。

 ところが、です。
高校の頃の部活の怪我で今は全く機能していない左足のじん帯、交通事故で感覚が麻痺している右足が、時間の経過とともにそれらの頭角を現してくるのです。

山は同じ場所であっても、登りと下りで全く風景が違います。
がんばって登り切った頂上からの絶景が山登りの一番の醍醐味ですが、その道中も決して頂上からのそれと引けを取らないくらいの感動の連続です。

にも関わらず、です。
体に痛みが出始めると、感動を感じ取るこころのセンサーは一気に誤作動し始めます。
左足首が痛い、それをかばっていたら膝に激痛が。じゃ、右足で何とか踏ん張ってみよう。右の太股も限界だ。ん~~、どうやってスタート地点まで戻ろう。いや、戻れるのか?
次回はテーピングだけで試してみよう。それにしても・・・

陽の光を浴びて輝いている葉は?
気持ちのいいほど天に伸びている木々は?
地面にそっと咲いている花々は?

見えているはずのものが見えていないのです。いえ、見えてはいるのでしょう。目は開けているのですから。それを「きれい」「美しい」と感じているこころが閉ざされているのです。

こころが閉ざされると、どんなに美しい世界にいたとしても、それらを美しいと感じられなくなるのです。それどころか、美しいものが疎ましく思われ、そして体の痛みはそれに反比例して増していくのを感じます。時には、憎悪になったりすることさえあります。なんでこんなところに来てしまったのか。もっと短いコースを選べばよかった。さっき痛みを軽く感じた時点で引き返せばよかった、などと。

何か悩み事があって気持ちの沈んでいる人に、
「ほら!見てごらん。気持ちのいいお日様だね!」
そんなことを言っても感じられないのです。
物理的な目は開いていても、それを感じ取るこころが閉ざされているからです。

励まそうと声をかけてくれている人さえ、恨んでしまうことがあるのです。
そして、
「あ~~、陽の光さえ感じられないのか。人の優しさも今は、イライラしてしまうのか。なんてダメな人間なんだろう・・・」
そうやってさらに負のループに入り込んでいくのです。

痛いものは痛いのです。美しいと感じられない時は感じられないのです。
そして、どうでしょう?
本当にそれらはずっと続いていたでしょうか?
痛くない時があったはずでは?
「わ~きれい!」、そう感じられた時があったのでは?

一度でもそう感じられた過去があるのなら、感じ取る「こころ」はあなたの中に確実に存在していることになります。否定はできませんよね?ただ単に今は、忘れているだけです。

痛みが強い時は、山登りは少しの間おやすみします。山は逃げてはいきません、いつもそこで待っていてくれます。私の感じ方が変わるように、自然と言えどいつも同じ美しさを提供してくれるわけではありません。二度と同じ美しさではないのです。

人間も感じ方が変わる、自然も様子を変える。人間も自然も同じです。今の痛みはいつしか変わっていきます、そしてまた、何かを感じられるようになります。

感じられる時に、感じられるものを、感じる。無理して「きれい」と思う必要は全くないのです。少しおやすみしたっていいと思いませんか?

さて、今日は何のアイスを食べよう?
物は違えど、こころがにっこりできるものを自分に与えようと思います。

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